
こんにちは、shuheiです。
皆既月食が近づいてきています。
前回は撮影時のカメラの設定や機材の選び方について考えてみましたが、そもそもどこから撮影したらいいだろう?ということを今日は考えていこうと思います。
それでは本日もよろしくお願いします。
2025年9月8日未明の皆既月食
まずはさっとおさらいをしましょう。
前回、2022年11月8日からおよそ3年ぶりとなる日本全国で見られる皆既月食が2025年9月8日(月)の未明に発生します。
注意して欲しいのは9月8日の深夜帯なので、感覚的には日曜の真夜中24時を過ぎたあたりということです。
月曜日、仕事帰りにちょっと見に行ってみるか、では遅いので気をつけてください(国際線の出発時間でたまにやらかす人がいますね)。
そして、今回9月8日を逃したり失敗してしまったとしても、次は2026年3月3日で半年後には再度チャンスがやってくるので、まずは予習だと思って9月8日に臨みましょう。
タイムスケジュール
詳しいことは前回の記事に掲載してますのでそちらを見ていただくとして、覚えておきたい時間帯は3時11分に食が最大になるということと、その前後2時間で部分食が始まり終わるということです。
なので、撮影をするのであれば少なくとも0時頃にはセッティングを終えて1時26分の部分食の始まりを待っているといいと思います。
どんな写真が撮りたいですか?

撮影場所を考える前に、どんな写真が撮りたいか考えてみましょう。
月単体で撮りたい?何かランドマークになるものと一緒に撮りたい?風景写真の一環として撮りたい?
これによって変わってきます。
月単体で撮る場合の場所選び
月が見えていればどこでも大丈夫です。
皆既月食中とはいえ、月はそれなりに明るい被写体なので、光害を気にして観測値を探す必要はないと思います。
もちろんこだわりを出せば出すほど光害の少ない郊外や地方に移動する必要はありますが、まずは手軽に撮影を楽しんでもいいのかなと個人的には思います。
ランドマークと共に撮影する場合の場所選び
東京スカイツリーや富士山、お城といったランドマークは月が入った風景写真として有名な被写体です。
では月が最大食になる時、月が出ている場所と撮りたい被写体が同時に見える位置を探してみましょう。
僕はいつもこの「日の出、日の入り」というアプリで探しています。
日の出、日の入り
以前はAndroid版もあったようなのですが、ちょっと見つけられませんでした。
もし有識者の方いらっしゃったら教えてください。
このアプリで、月と一緒に撮りたいランドマークの位置をタップすると、太陽の位置と月の位置が表示されます。
次に、調べたい日時を選択します。
今回は「2025年9月8日3時11分」です。
時間はスライドバーで調整するので微妙にぴったりの時間にならないことも多いのですが、前後5分くらいの誤差なら心配ありません。
で、今回スカイツリーを中心に見てました。

このピンク色の直線は僕が引いたもので、月とスカイツリーを一直線に見れる位置を示したものです。
で、この直線に近いところのストリートビューを見ていくとこんな開けたところがあることがわかりました。
右側にゴルフ場が見えていますが、開けていて月も一緒に見えそうです。
Stellarium Web
次に月の高度を特定します。
今回はStelarium Webという天体運動をシミュレーションする有名なサービスを利用します。
まずはロケーションの設定ですが、そんなに厳密に設定しなくていいです。
都道府県が合っていれば大きくずれることはないですし、なんなら僕は関東圏ならいつもロケーション東京で見ています。


次に日時を2025年9月8日3時11分ごろにします。
これも時刻は厳密じゃなくていいです。誤差前後15分くらいなら大丈夫。

(画像は既に停止してるので再生ボタンになっている)
そうすると少し暗い月が西側の空に見えます。
この時の高度がおよそ20〜25°ほどです。

つまりこの高さの月が見える観測地点を探さなくてはなりません。
都心部だとビルなどの建物が遮ってしまわないか、山間部では西側に大きな山や丘がないか確認してみてください。
道があるところならGoogleストリートビューで見てみると良いのですが、20°前後の高度が開けているかは少し分かりにくいかも。
これもおおよそではありますが、地面を水平に画面下半分に合わせて、空が半分以上表示されてたら大丈夫、かも?くらいの所感。
まとめ
天体現象の観測は事前準備が本当に大切です。
冒頭でも説明した通り、今回を逃してしまっても半年後に挑戦ができるので練習だと思って是非チャレンジしてみてください。
それでは今日はこの辺りで。
